穴ふり
提供: 球辞苑
ポケット(穴)の幅を使って手球をコントロールするテクニック。
ちょっと詳しく
さて唐突だが、ポケットビリヤードのテーブルのポケットは、先球2つぐらいの幅がある。この幅を利用する技が穴振りになる。
上記1番のシュート位置をみてみよう。左下にあるポケットの左側からポケットの右側の部分まで、結構入れれる幅があるのが分かるだろう。
さて、ポケットの左側に入れる場合と、右側に入れる場合で厚みに違いがあるはずだ。
- 左側に入れる
- ①番と手球を少し薄めにあてる
- 右側に入れる
- ①番と手球を少し厚めにあてる
上記でも分かる通り、右と左では①番に対する厚みが違ってくる。
厚みがちがければ、手球の軌道も異なってくる。
上記のように、手球を左コーナーポケットよりも遠くに当てたい場合は、右にシュートした方が良い。逆に近いところに入れたかった場合は、左側にシュートした方が入れやすい。ただしこれは手球が①番に当たった時、手球が無回転であればのことなのに注意。
尚、手球が上回転をしていた場合は、右へ入れた方が左ポケット近くへ手球がクッションへ入る。面白いでしょ。何でかっていいますと、、、、、厚く当てると、左右のベクトルの「強さ」が少ない一方、手球の前後ベクトルが強いので、分離角度が狭くなるから。